3万円台の革靴は20年履けるのか|スコッチグレイン NL4136BL エイジング記録

サルトレカミエのシューツリーを比較|国内革靴3足で検証

広告含む|注文費用は自費で支払い、良かった点だけでなく気になった点も記載します。

サルトレカミエのシューツリー4種類の形を確認し、SR100EX・SR300EXと純正シューツリーを中心に、手持ちの国内ブランド3足で収まり方を比べました。

検証した靴は、リーガル01DR、スコッチグレイン インペリアルⅢ、三陽山長 源六郎です。甲の高さ・幅・かかとの3点を確認したところ、私の3足にはSR300EXが合わせやすい結果になりました。

ただし、同じブランドやサイズでも木型、履き込み方、革の状態でフィットは変わります。この記事の結果を答えにするのではなく、シューツリーを選ぶときの見方として参考にしてください。

シューツリーの役割や入れ方から確認したい方は、シューツリーの選び方・使い方とレビューまとめを先にご覧ください。

目次

今回比較したサルトレカミエ4種類

サルトレカミエSR400EX・SR300EX・SR200EX・SR100EXを左から順に並べた比較
モデル構造形状の目安
SR100EXツインチューブ・スプリットトゥ甲がなだらか、幅は標準〜やや広め
SR200EXツインチューブ・スプリットトゥ幅はやや細め〜標準、甲は高く立体的
SR300EXねじ式・スプリットトゥテンションを調整しやすい
SR400EXツインチューブ・スプリットトゥ幅が広めで甲の立ち上がりが高い

SR100EX|標準からやや幅広

サルトレカミエ SR100EXの側面

SR100EXは、前後へテンションが掛かるツインチューブ式です。

サルトレカミエ SR100EX

甲の立ち上がりはなだらかで、幅は標準からやや広め。

今回の比較では、SR300EXと並べて国内ブランド3足への合い方を確認しました。

SR200EX|細めの幅と立体的な甲

サルトレカミエ SR200EXの側面

SR200EXは幅がやや細めから標準で、甲を高く立体的に設計した形状です。

SR200EXの細めの幅と甲の高さ、ツインチューブ構造

幅だけでなく、甲の高さも合わせて選びたい方の候補です。細身の靴でも、甲に強く当たらないか確認します。

SR300EX|ねじ式で調整しやすい

サルトレカミエ SR300EXの側面

SR300EXは、今回の4種類で唯一のねじ式です。

靴へ入れてから長さを調整でき、バネで強く押し続けないため、かかとや履き口へ掛かる力を確認しながら使えます。

SR300EXのねじ式とスプリットトゥの構造

今回の3足では、最も合わせやすかったモデルです。

SR300EXの長さを調整するねじ

ただし、ねじを伸ばしすぎれば強いテンションが掛かる点は同じです。

SR400EX|甲高・幅広

サルトレカミエ SR400EXの側面

SR400EXは幅が広めで、甲の立ち上がりも高い形状です。

SR400EXの広い幅と高い甲

丸みのあるUチップやローファーなど、つま先側にボリュームがある靴で候補になります。

サルトレカミエの持ち手と金具

シューツリーのフィットを確認した3点

比較したスコッチグレイン、三陽山長、リーガルの3足
  1. 甲の高さ:一点だけ強く当たらず、履きジワへ面で届いているか
  2. 幅:羽根や履き口を外側へ押し広げていないか
  3. かかと:ヒールカップへ自然に収まり、強く突っ張っていないか

注意したいのは、革が強く張っている状態を「よくフィットしている」と判断してしまうことです。履きジワが自然に伸びる程度で十分です。

リーガル01DR 26.5EEで比較

リーガル01DRにSR300EXとSR100EXを入れて比較
写真左がSR300EX、右がSR100EX。リーガル01DRに入れた状態を比べています。

リーガル01DRは26.5EE。SR100EXとSR300EXは、ともに42(26.5〜27.0cm目安)を入れました。

確認箇所SR100EXSR300EX
甲の高さ
かかと
総合
リーガル01DRの甲への当たり方を比較

甲と幅は大きな差ではありませんでしたが、SR300EXの方がかかとへ収まりやすく、全体としてしっくりきました。

リーガル01DRの幅への収まり方を比較
リーガル01DRのかかとへの収まり方を比較

SR100EXは、かかと側のテンションが少し強く感じました。

モデルそのものが合わないというより、ひとつ下の41も試して比較したい状態です。

スコッチグレイン インペリアルⅢ 26.5EEEで比較

スコッチグレイン インペリアルⅢでSR300EXと純正を比較
写真左がSR300EX、右がスコッチグレイン純正。インペリアルⅢでの比較です。

スコッチグレイン インペリアルⅢは26.5EEE。SR300EXとスコッチグレイン純正を比較しました。

確認箇所SR300EXスコッチグレイン純正
甲の高さ
かかと
総合

SR300EXは甲へ届きやすく、幅も合いました。純正はかかとの収まりがよい一方、幅が細いため靴の奥まで入り、甲への当たりが弱く感じます。

どちらもすべての箇所が完璧という結果ではありません。今回のフィット比較では、履きジワへの届き方を重視するとSR300EXが合っていました。

三陽山長 源六郎 26.5・ラスト2010で比較

三陽山長 源六郎でSR300EXと純正を比較
写真左がSR300EX、右が三陽山長純正。履き込んだ源六郎での比較です。

三陽山長 源六郎は26.5cm、ラスト2010。SR300EXと三陽山長の純正シューツリーを比較しました。

確認箇所SR300EX三陽山長純正
甲の高さ×
かかと
総合

この靴はすでに履き込んでおり、純正シューツリーでは甲への高さが足りなくなっていました。SR300EXは甲・幅・かかとへ無理なく届き、3足の中で最も分かりやすく相性の差が出ました。

純正だから合わないという話ではなく、履き込むことで靴の形が変わり、購入時とはフィットが変化した例です。

比較して分かったこと

サルトレカミエ4種類の形と細部
  • 私の3足には、ねじ式のSR300EXが合わせやすかった
  • SR100EXはリーガル01DRの甲に合ったが、サイズ42ではかかとのテンションが気になった
  • スコッチグレイン純正はかかと、SR300EXは甲と幅のフィットがよかった
  • 履き込んだ靴では、純正シューツリーでも甲へ届かなくなる場合がある

シューツリーは、ブランド名や対応サイズだけでは決められません。甲・幅・かかとを触って確認し、革が強く突っ張らないものを選ぶことが大切です。

まとめ|純正か汎用品かではなく、今の靴に合うか

今回の比較では、リーガル01DR、スコッチグレイン インペリアルⅢ、三陽山長 源六郎の3足ともSR300EXが使いやすい結果でした。

ただし、スコッチグレインでは純正の方がかかとに合い、リーガルではSR100EXのサイズ違いも試す余地があります。純正・汎用品のどちらが上かではなく、今の靴の形へ合っているかで判断します。

購入前に試せる場合は、実際の靴を持ち込み、甲・幅・かかとへのテンションを確認するのが確実です。

価格や木の香りも含めて選びたい方は、シューツリー5商品の比較と選び方で違いを整理しています。形状の選択肢を広げたい方には、コルドヌリ・アングレーズ5種類の形状と選び方も参考になります。

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