3万円台の革靴は20年履けるのか|スコッチグレイン NL4136BL エイジング記録

コルドヌリ・アングレーズのシューツリー5種類|形状と選び方

広告含む|注文費用は自費で支払い、良かった点だけでなく気になった点も記載します。

コルドヌリ・アングレーズのシューツリーには、靴の形や構造に合わせた複数のモデルがあります。

定番型、甲高・幅広向け、ねじ式、ロングノーズ向け、ブーツ向け。

見た目は似ていますが、つま先の長さや甲の高さ、テンションの掛かり方が異なります。

この記事では5モデルの違いと、選ぶときに確認したいポイントを整理します。

シューツリー全体の役割や入れ方から確認したい方は、シューツリーの選び方・使い方とレビューまとめを先にご覧ください。

目次

5種類の違いを先に比較

コルドヌリ・アングレーズのシューツリー
スクロールできます
モデル構造・形状候補になる靴
FA85Sツインチューブ式・スプリットトゥ細身から標準的なヨーロッパ靴
EM260S甲とつま先にボリュームがある甲高・幅広の靴
EMFA85CHねじ式・スプリットトゥローファーや柔らかい革の靴
EM500E細身でつま先が長いロングノーズの靴
EM596Eブーツ用の細長い形状ブーツ

この表は、あくまで形状から見た目安です。

「ヨーロッパ靴だからFA85S」「幅広だからEM260S」と決め切らず、靴の木型とサイズに合うかを確認します。

素材と構造の特徴

ねじ式とツインチューブ式のシューツリーを並べた様子
左がねじ式、右がツインチューブ式。前後の長さを調整する金具の違いが分かります。

木部にはブナ材が使われ、表面は滑らかなワックス仕上げです。

レッドシダー製のような強い木の香りを目的に選ぶものではなく、形状・作り・出し入れのしやすさを重視して選ぶシューツリーです。

バネ式のモデルは、かかとを入れると前後へテンションが掛かります。

ツインチューブ式シューツリーの接続部分

スプリットトゥは、つま先側が左右へ広がり、靴の幅へ追従する構造です。

スプリットトゥのつま先の構造

ねじ式は、前後の長さを調整して固定する構造です。伸ばしすぎると強いテンションが掛かるため、靴の張り方を確認しながら調整します。

柔らかい靴や履き口を広げたくない靴では、テンションを調整しやすい点が候補になります。

シューツリーのリング状の持ち手

靴の形に合わせて選ぶ5モデル

FA85S|標準的な形の定番モデル

ツインチューブ式の金具と木部

FA85Sは、ツインチューブ式とスプリットトゥを組み合わせたモデルです。

ツインチューブ式シューツリーの全体形状と外箱

つま先は比較的すっきりしており、細身から標準的なヨーロッパ靴を中心に合わせやすい形です。

ただし、甲が高い靴やつま先に厚みのある靴では、木部が十分に届かない場合があります。

反対に細い靴へ大きなサイズを無理に入れると、幅や履き口へ余計なテンションが掛かります。

EM260S|甲高・幅広の靴向け

EM260Sは、同ブランドの中でも甲とつま先側にボリュームがあるモデルです。

甲高・幅広の靴や、丸みのあるカジュアル寄りの革靴で候補になります。

幅広の靴だからといって、必ず合うわけではありません。

かかとの大きさや甲の位置がずれていないかも確認します。

EMFA85CH|テンションを調整しやすいねじ式

ねじ式シューツリーの調整金具

EMFA85CHは、FA85系の形をねじ式にしたモデルです。

ローファーにねじ式シューツリーを入れた様子

ローファーやモカシン、柔らかい革の靴など、出し入れするときに強いバネを掛けたくない場合に向いています。

ねじ式シューツリーのかかととリング

かかと側の真鍮リングは、取り出すときに指を掛けやすく、見た目のアクセントにもなっています。

折り曲げたねじ式シューツリーのヒンジ部分
ねじ式のヒンジを折り曲げた状態。出し入れするときにかかと側を持ち上げられます。

ねじ式でも、木部が甲の履きジワに届いているかを確認します。靴の先端まで埋めることを目標に、無理に長さを伸ばす必要はありません。

強く押し広げるのではなく、甲の履きジワが自然に戻る程度を目安にします。

EM500E|ロングノーズの靴向け

EM500Eは、細身でつま先が長いモデルです。

イタリア靴などに見られるロングノーズの形状で、一般的なシューツリーでは形が合いにくい場合の候補になります。

つま先が長いだけでなく、靴の甲やかかとの形も合わせる必要があります。

先端へ届かせるためにサイズを上げる選び方は避けます。

EM596E|ブーツ向け

EM596Eは、履き口の高いブーツへ出し入れしやすい細長い形状です。

短靴用を無理に押し込まず、ブーツの構造に合わせたモデルを選びたい場合の候補になります。

※取り扱いサイズと在庫は、販売店の商品ページでご確認ください。

サイズ選びで確認したい4点

  1. 長さ:前足部が収まり、甲の履きジワを無理なく支えられるか
  2. 幅:羽根や履き口を外側へ押し広げていないか
  3. かかと:ヒールカップの形と大きさが合っているか
  4. 出し入れ:強い力を掛けなくても着脱できるか

サイズ番号や対応センチ表記は入口にすぎません。

同じ26.5cmの靴でも木型は異なるため、過剰なテンションを掛けないことを優先します。

まとめ|ブランド名より、靴の形に合うモデルを選ぶ

コルドヌリ・アングレーズのシューツリーは、用途の異なるモデルを選べることが特徴です。

  • 標準的な形ならFA85S
  • 甲高・幅広ならEM260S
  • 柔らかい靴やローファーなら、ねじ式のEMFA85CH
  • ロングノーズならEM500E
  • ブーツならEM596E

ただし、上の分類だけでフィットが決まるわけではありません。靴の木型を観察し、シワを伸ばすために必要な範囲で、無理なく入るものを選びます。

価格や木の香りも含めて比べたい方は、シューツリー5商品の比較と選び方を参考にしてください。

甲・幅・かかとへの収まり方を写真で確認したい方は、国内ブランド3足で比べたサルトレカミエのシューツリーレビューも参考になります。

同じブランドのケア用品は、コルドヌリ・アングレーズ グルームボックスのレビューで紹介しています。

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