靴を履いたまま、立った姿勢で磨ける電動靴磨き機「ピカシュー」。以前、地元のゴルフ場で見かけて使ったときに、手軽なのに思った以上のツヤが出たことを覚えています。
靴磨きが趣味になってから、リーガル本社に設置されていたピカシューを改めて試しました。実際に使ってみると、手磨きの代わりというより、出かける前にホコリを落としてツヤを整える機械だと感じました。
この記事では、ピカシューの使い方と実際の仕上がり、向いている方を紹介します。
電動靴磨き機ピカシューとは

| 商品名 | 電動靴磨き機 ピカシュー |
|---|---|
| サイズ | 幅400mm×奥行180mm×高さ800mm |
| 重量 | 約3kg |
| 消費電力 | 50W |
| 電源 | AC100V |
| 付属品 | ムートンバフ左右各1、専用スプレー、取扱説明書 |
高さは約80cmあり、腰のあたりにあるスイッチを押して使います。かがんで靴を脱ぐ必要がなく、履いたまま磨けるのが大きな特徴です。
幅は約40cm、奥行きは約18cm。業務用の大きな機械ほど場所を取りませんが、床に常設する前提のサイズです。
ピカシューの使い方

1.電源につなぎ、赤いボタンを押す

コンセントにつなぎ、バー上部の赤いボタンを押すとバフが回転します。操作はシンプルでした。
2.靴を履いたままバフに当てる
つま先だけでなく、靴の向きを変えながら側面やかかと側もバフに当てていきます。強く押しつけるのではなく、少しずつ位置を動かす方が全体を整えやすく感じました。
3.必要に応じて専用スプレーを使う
ツヤを補いたいときは専用スプレーを使います。日常のホコリ落としだけで済ませるのか、ツヤまで整えたいのかで使い分けられます。
バフは中性洗剤で手洗いでき、汚れが落ちにくくなったときは交換用も用意されています。色移りが心配な靴では、バフの汚れや使用履歴を確認してから使うのが安心です。
実際に使って感じた仕上がり
最初にゴルフ場で使ったときは、短い時間でも思った以上にツヤが出ました。一緒にいた仲間も、仕上がりを見て声を上げたほどです。
改めて試しても、普段のホコリ落としと軽いツヤ出しには十分だと感じました。靴を脱がず、立ったまま短時間で済ませられる気軽さは、手磨きにはない良さです。
一方で、クリームを薄く塗り込み、ブラシで革の表情を見ながら仕上げる手磨きとは別物です。細かな部分のケアや補色、鏡面仕上げまで一台で終わるものではありません。
手磨きとピカシューの違い
| ピカシュー | 手磨き | |
|---|---|---|
| 手軽さ | 靴を履いたまま短時間 | 道具を準備して靴を脱いで行う |
| 得意なこと | ホコリ落とし、軽いツヤ出し | 汚れ落とし、保革、補色、細部の仕上げ |
| 仕上がりの調整 | 大まかに整える | 革の状態に合わせて調整しやすい |
| 設置 | 床置きのスペースと電源が必要 | 道具を収納できればよい |
どちらか一方を選ぶというより、普段はピカシューで表面を整え、定期的に手磨きで革の状態を確認する使い分けが現実的です。
手磨きの基本工程は、靴磨きのやり方で順番に紹介しています。最小限の道具で始めたい方は、靴磨きに最低限必要なものも参考にしてください。
ピカシューの良かった点
- 靴を履いたまま立って使える
- 操作が分かりやすく、短時間で表面を整えられる
- 日常のホコリ落としと軽いツヤ出しには十分
- バフを洗えて、交換品も用意されている
購入前に気をつけたい点
- 幅約40cmの常設スペースとコンセントが必要
- 手磨きのような補色や細かな仕上げはできない
- バフの汚れを確認し、定期的に洗浄・交換する必要がある
- 靴の素材によっては使用に向かない場合があるため、取扱説明書を確認する
とくに、コードバンや起毛革、繊細な革は一般的なスムースレザーと同じ扱いにせず、靴の素材に合った方法を選んでください。
ピカシューが向いている方
- 出かける前に短時間で革靴を整えたい方
- 靴を脱いで磨く手間を減らしたい方
- 家族や社員など、複数人で使いたい方
- 玄関やオフィスに常設できる場所がある方
反対に、革の状態を見ながらクリームを選びたい方や、鏡面仕上げまで楽しみたい方には、これだけでは物足りないと思います。
まとめ|ピカシューは日常の身だしなみを整える電動靴磨き機
ピカシューは、職人のような仕上がりを自動で再現する機械ではありません。それでも、靴を履いたままホコリを落とし、短時間でツヤを整えられるのは便利でした。
靴磨きを趣味として楽しむ方よりも、玄関やオフィスで日常的に革靴を整えたい方に合う商品です。手磨きと役割を分けて使えば、革靴をきれいに履く習慣を続けやすくなります。
本格的なケアをする間隔に迷ったときは、靴磨きの頻度と判断の目安もご覧ください。
