3万円台の革靴は20年履けるのか|スコッチグレイン NL4136BL エイジング記録

スコッチグレイン インペリアルⅢ 960MBRをレビュー|履き心地と革質

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私はいろいろな海外ブランドの革靴を試したあと、約10年前に銀座店で初めてスコッチグレインを購入しました。選んだのが、インペリアルⅢのミディアムブラウン・26.5cmです。

履き始めの硬さ、革の質感、磨いたときのツヤが印象に残っています。今はスコッチグレインに落ち着き、自分の足に合う同じ木型を基準に揃えて愛用しています。

購入したのは、ミディアムブラウンのセミブローグ「960MBR」。この記事では、購入の決め手になった履き心地や、実物を見て感じた革質と作りをご紹介します。

目次

購入したインペリアルⅢ 960MBR

インペリアルⅢ 960MBRと購入時の木製シューツリー、シューズバッグ
品番960MBR
カラーミディアムブラウン
デザイン内羽根セミブローグ
ウィズEEE
製法グッドイヤーウェルト製法
甲革フランス・アノネイ社 ベガノエクストラ
底材トップゴムレザーソール
購入時の付属品木製シューツリー、シューズバッグ

インペリアルⅢは、スコッチグレインの上位に位置するエグゼクティブグレードの一足です。購入時には木製シューツリーとシューズバッグが付属していました。

ラインナップや価格、付属品は変わる可能性があるため、現在の販売状況は購入時に確認してください。ここからは、私が購入した960MBRそのものを見ていきます。

インペリアルⅢを購入した理由

欲しかったのは、長く手入れを楽しめるミディアムブラウンの革靴でした。

それまで海外ブランドもいろいろ試してきましたが、初めてスコッチグレインで選んだのが、このインペリアルⅢです。革の質感や磨いたときのツヤに惹かれるだけでなく、自分の足に合うかを確かめることも大切にしました。

黒い箱を開け、シューツリーやシューズバッグまでそろった姿には、上位モデルを購入した満足感があります。ただ、最終的な決め手は付属品や位置づけではなく、試着したときの履き心地でした。

960 MBR・26.5cm・EEEのラベルが付いた黒い靴箱

実物を見て感じた作りの良さ

ステッチが整ったセミブローグ

私が日本製の革靴に惹かれる理由のひとつが、細部まで整った仕上げです。

インペリアルⅢのつま先と甲の穴飾り
キャップ部分
インペリアルⅢの穴飾りとステッチの拡大

キャップ部分を近くで見ると、ステッチや穴飾りがきれいにそろっています。荒々しい作りの靴にも別の格好良さがありますが、この端正さはインペリアルⅢに期待していたところでした。

きめが細かく、磨きたくなる革

インペリアルⅢの甲革とコバを横から見た様子

私の960MBRには、フランス・アノネイ社のベガノエクストラが使われています。

手持ちのほかのスコッチグレインと比べても、表面のきめが細かく、目立つ傷や斑も少ないきれいな革でした。写真だけでは伝わりにくい部分ですが、実物を見ると、クリームを薄く重ねながら磨きたくなる質感です。

ミディアムブラウンは、色の変化や濃淡も楽しみやすい色です。ただし、変化の出方は履き方や手入れによって異なるので、急いで色を変えるのではなく、状態を見ながら付き合っています。

茶色の革靴に使うクリームの色で迷う場合は、茶色の革靴とクリームの選び方で考え方をまとめています。

購入の決め手になった履き心地

インペリアルⅢの中敷きのロゴと内側の960の刻印
インペリアルⅢの内側のパンチングレザー
内側にはパンチングレザーが使われています

店舗へ行く前は、「試着して本当に気に入ったら購入しよう」と決めていました。色や革の質感を何度も眺めても、その時点では買わずにいられないほどではありませんでした。

実際に足を入れたとき、インペリアルⅢは私の足に吸いつくように感じました。履き始めには硬さもありましたが、自分の足に合うかを試着で確かめる大切さが印象に残っています。

アシュランスと同系統の木型なので、グレードだけで履き心地が決まるわけではありません。それでも、試着した私にとっては、この感覚が購入を決める一番の理由になりました。

革靴は商品名や革の種類より、まず足に合うことが大切です。同じウィズ表記でも感じ方は人によって違うため、可能なら店舗で試着して選ぶことをおすすめします。

インペリアルⅢの良かった点

  • 私の足には吸いつくようなフィット感があった
  • きめの細かいミディアムブラウンの革を磨く楽しさがある
  • ステッチや穴飾りが整い、近くで見てもきれい
  • セミブローグで、仕事にも休日にも合わせやすい
  • 購入時は純正シューツリーとシューズバッグが付属していた

購入前に考えたいこと

  • 上位モデルでも、自分の足に合うとは限らない
  • ミディアムブラウンは、黒靴より服との色合わせを考える場面がある
  • レザーソールは履く場所や天候への配慮が必要
  • 旧モデルは、現行品と仕様や付属品が異なる場合がある

スコッチグレインを初めて検討する方は、いきなり上位モデルに決める必要はありません。ブランド全体の特徴や購入場所は、スコッチグレインの口コミ・評判と選び方でも紹介しています。

私がインペリアルⅢから選んだ経験と、今なら最初の一足をどう選ぶかは、初めてのスコッチグレインの選び方にまとめました。価格だけで決めず、使う場面と足への合い方から考えたい方はこちらもご覧ください。

長く履きながら変化を楽しみたい一足

手入れしたインペリアルⅢとクリーム、ワックス、ブラシ

仕事用にはストレートチップやプレーントゥも履いていますが、インペリアルⅢは休日にも履き、手入れをしながら長く付き合いたいと思えた一足です。

上位グレードという名前以上に、足に合ったこと、革の表情を眺めながら磨く時間を楽しめることが、私にとっての価値でした。

革靴を長く履くための考え方は、革靴は何年履けるのかで、選び方と手入れの両面から解説しています。

\3万円台で選べる、スコッチグレイン/

ウェブ限定モデル NL4136BLは38,500円(税込)。
国産カーフ・グッドイヤーウェルト製法の黒いストレートチップで、幅はEEE。シューズキーパーも付属します。

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