M.モゥブレィの「グラスドライワックス」を使い始めて約3か月。
「ガラスのような輝きが出る」と話題になっていたのを見て、気になってすぐに購入しました。
実際に黒靴へ使ってみると、これは確かに光ります。
磨いたつま先に周囲が映り込むほど。
普段の靴磨きで毎回使うというより、僕にとっては「今日は気合いを入れて磨きたい」という日に手に取るワックスです。
グラスドライワックスを使って感じた一番の魅力
一番好きなのは、やはり映り込むほどの強いツヤです。
僕はブラックを黒靴に使っています。
鏡面磨き用のワックスはいろいろ使っていますが、グラスドライは「いつもと少し違うツヤを出したい」ときに使いたくなる存在です。
強く光らせたい日、靴磨きそのものをしっかり楽しみたい日に使っています。
下地にはハイシャインプライマーを使用
僕はグラスドライワックスだけではなく、下地にM.モゥブレィのハイシャインプライマーを使っています。
使い方はシンプルですが、施工はかなり丁寧に行います。
プライマーもグラスドライも、とにかく薄く、ダマにならないように塗ることを意識しています。
プライマーを塗ったあとは、それほど長く待たずにグラスドライへ進みます。
以前レビューしたブートブラックのハイシャインベース&コートの場合は、僕はベースを塗ってから約2分乾かし、コートへ進んでいます。
この「待ち方」も、実際に使っていて感じる違いのひとつです。
ブートブラック ハイシャインベース&コートを半年使ったレビューはこちら
最初から硬さがちょうどいい。だから乾かしすぎには注意
グラスドライワックスは、かなり硬めです。
ただ、僕が使っていて重要だと思うのは、単純に「硬い」ということよりも、最初から鏡面磨きに使いやすい状態になっていることです。
普通のワックスは、少し乾いてからのほうが使いやすいこともあります。
ところがグラスドライやプライマーは、最初から僕にはちょうどいい。
そのため、フタを開けっぱなしにして乾かしすぎると、逆に伸びにくくなります。
さらに乾燥するとダマにもなりやすいので、使っている途中でも必要以上に開けっぱなしにしないようにしています。
水は少なめ。クロスは張るけれど力を入れない
グラスドライを使うときは、いつもの鏡面磨き以上に繊細に作業しています。
僕が意識しているのは次の3つです。
- 水を使いすぎない
- ワックスを繊細に薄く付ける
- クロスはピンと張るが、最初から力を入れない
ワックスの層を崩さないように、最初は優しく面を整えていきます。
そして最後。
仕上がってきたところで圧をかけ、畳み掛けるように磨きます。
この最後の工程まで決まると、グラスドライらしい強い鏡面が出てきます。
鏡面磨きそのものの基本的な手順については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
僕は初心者向けとは思わない
グラスドライはよく光ります。
ただし僕自身は、鏡面磨きを初めてする人に最初のワックスとしてすすめる商品ではないと思っています。
薄く塗ること、水の量、クロスへかける力、最後に圧を加えるタイミング。
このあたりを意識しながら使ったほうが、グラスドライの良さを引き出しやすいからです。
まず鏡面磨き自体に慣れて、それから「もっと違うツヤを出してみたい」と思ったときに試すほうが楽しめると思います。
匂いはそれほど気にならない
ワックスは商品によって溶剤の匂いが気になることがあります。
グラスドライワックスとハイシャインプライマーについては、僕はどちらもそこまで匂いがキツいとは感じませんでした。
もちろん匂いの感じ方には個人差がありますが、僕が使ううえでは大きなデメリットにはなっていません。
一番気になるのは価格
逆に、はっきり気になるのは価格です。
僕が購入した感覚では、グラスドライとプライマーがそれぞれ約3,000円。
2つ揃えると約6,000円になるので、鏡面磨き用品として気軽に試せる価格とは言いにくいです。
そのため、僕も普段の靴磨きで毎回使っているわけではありません。
気合いを入れて黒靴を仕上げたいとき。
そんな「ここぞ」というときに使っています。
グラスドライワックスはこんな人におすすめ
3か月使ってみて、僕が一番おすすめしたいのは、
「いつもと違うツヤを出してみたい人」
です。
普通に革靴をきれいにしたいだけなら、ここまでのワックスは必要ないと思います。
一方で、鏡面磨きに慣れてきて、もっと強い光沢を試したい。
黒靴のつま先に、映り込みが分かるくらいの鏡面を作ってみたい。
そんな人には面白いワックスです。
まとめ|高い。でも、このツヤはまた使いたくなる
グラスドライワックスを3か月使って、一番印象に残っているのはやはり仕上がりです。
めちゃくちゃ光る。そして映る。
価格は高く、使い方にも少し気を使います。
乾かしすぎれば伸びにくくなり、ダマにもなりやすい。水の量やクロスの力加減も雑には扱いません。
だから僕は初心者向けとは考えていません。
それでも、しっかり仕上がったときのツヤには魅力があります。
使い切ったあとについても、これ以上に話題性のあるワックスが出てこなければ、また買いたいと思っています。
新しいワックスを試す楽しさもありますが、それでも戻ってきたいと思えるだけの仕上がり。
僕にとってグラスドライワックスは、そんな「ここぞ」の一缶です。
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