3万円台の革靴は20年履けるのか|スコッチグレイン NL4136BL エイジング記録

靴磨きに最低限必要なものは?馬毛ブラシと革ローションで始める

広告含む|注文費用は自費で支払い、良かった点だけでなく気になった点も記載します。

どこまでを「最低限」とするかで、必要な道具は変わります。

革靴を強く光らせるところまで求めなければ、ライオン靴クリーム本舗の「自然から作ったお手軽ケアセット」で、日常の手入れは始められます。

多くの道具を試したあと、実際の日常ケアで残ったのも、馬毛ブラシ・レザーローション・布という組み合わせでした。必要だと考えた3点は、すでに一つの箱に入っていました。

セットには馬毛ブラシとレザーローションに加え、地元の生地店と連携した端切れが緩衝材として添えられています。布を別に買う必要もありません。

ここで紹介するのは、ツヤのあるスムースレザーの革靴を、ホコリ払いとレザーローションで整えるための基本です。

スエードや合皮などには、素材に合った別のケアが必要です。

シューツリーは、磨く道具3点とは別に、形を整えて保管するための用品として紹介します。

落ちにくい汚れや古いワックスがあるときも、必要に応じて道具を足していきます。

新品の革靴を初めて履く前は、まず革の状態や仕上げを確認しましょう。

プレメンテナンスのやり方で、履き下ろす前の確認と手順を紹介しています。

目次

日常の手入れに必要な最低限の3点

  • 馬毛ブラシ:履いたあとにホコリや土を払い、革の状態を見る
  • レザーローション:軽い汚れ落としと日常の保革を一本で行う
  • 端切れ:ローションの塗布と拭き取りに使う。セットの緩衝材として添えられている

端切れ|緩衝材を、手入れの布として使う

「自然から作ったお手軽ケアセット」には、地元の生地店と連携した端切れが、商品の緩衝材として添えられています。

実際の手入れでは、その端切れをローションの塗布と拭き取りに使えます。

梱包のためだけに入っているものを捨てず、最初のケアに使える。別に専用クロスを買わなくても、その日から始められます。

汚れ落とし、クリームの塗布、磨き上げには、それぞれ別の面や切れ端を使います。

同じ汚れた面を使い続けると、落とした汚れや色付きクリームを戻してしまいます。

専用クロスには、指に巻きやすい細長いものや、ネル生地のものもあります。

汚れや硬く残ったクリームが気になったら、清潔なものに替えて使いましょう。

選び方と巻き方は靴磨き用の布・クロスの記事で紹介しています。

レザーローション|汚れを落としながら、革を整える

最低限まで削るなら、最初の一本はライオン「自然から作ったレザーローション」です。

清潔な布に取り、軽い汚れを落としながら革を整えます。

日常の手入れでは、毎回クリームやワックスまで使う必要はありません。

ローションでも、革や表面の仕上げによって色や質感が変わる場合があります。

最初は目立たない場所で少量を試します。

補色や、もう一段のツヤが必要になったときに、乳化性クリームを追加します。

保湿を中心にしたいならデリケートクリーム

強いツヤや補色を求めず、保湿を中心にケアしたい場合は、デリケートクリームも候補になります。

靴の新しさや古さだけで選ぶものではありません。

製品によって使える素材や用途が異なるため、内側にも一律に塗ることはすすめません。

靴クリームと必ず両方を揃える必要はありません。

違いと使う場面は、デリケートクリームの使い分けで確認できます。

ツヤも楽しみたいなら靴クリーム

磨いたあとのツヤを楽しみたい方は、ロウ分を含む靴クリームを選びます。

少量を伸ばし、ブラッシングと拭き取りで仕上げるのが基本です。

現在、日常のツヤ出しと補色にはライオン靴クリームを使っています。

乾燥が気になる革にはM.MOWBRAY デリケートクリーム、軽く汚れを落としながら整えたい場面ではライオン「自然から作ったレザーローション」を選びます。

ただし、最初から3種類を揃える必要はありません。

革の状態と、したい手入れに合う1種類から始めれば十分です。

現在の使い分けは、靴クリームの比較記事にまとめています。

他のクリームも比べて選びたい場合は、靴クリームのおすすめと選び方をご覧ください。

馬毛ブラシ|まず、付着したものを落とす

木製シューツリーを入れた黒い革靴をブラッシングしている様子

最初に必要なのは、クリームをなじませる豚毛ではなく、履いた靴のホコリや土を払う馬毛ブラシです。

表面をきれいにすることで、傷・乾燥・汚れの付着にも気づきやすくなります。

クリームが残るブラシは、黒・茶系・無色などで使い分けます。

まず一色から始め、使うクリームの色が増えたら追加すると整理しやすくなります。

豚毛ブラシは、乳化性クリームを使ってツヤや補色まで行いたくなった段階で追加します。

山羊毛ブラシやワックスも同じです。必要になった理由が見えてから足せば、道具だけが増えることはありません。

現在の使い分けは、馬毛をホコリ払い、豚毛をクリーム後のブラッシング、山羊毛を仕上げに使います。

最初から3本そろえる必要はありません。

必要になった順に買い足す考え方は、馬毛・豚毛・山羊毛ブラシの使い分けで紹介しています。

実際に使っている馬毛・豚毛ブラシは、SANOHATA BRUSHの使用レビューも参考にしてください。

結論は「自然から作ったお手軽ケアセット」

自然から作ったお手軽ケアセットの馬毛ブラシ、レザーローション、端切れ
箱は処分済み。現在も残っている馬毛ブラシ、レザーローション、端切れを並べました。

セットは、品数が多いほどよいわけではありません。使わない道具まで増えるなら、必要なものを単品で選ぶ方が合理的です。

ただし、ライオン靴クリーム本舗の「自然から作ったお手軽ケアセット」は違いました。馬毛ブラシ、レザーローション、端切れという、日常ケアに必要な3点が最初から揃っています。

ローションが軽い汚れ落としと日常の保革を兼ね、端切れは緩衝材を兼ねています。役割を重ねることで、買うものを増やさずに済む構成です。

単品価格だけを見れば安いローションではありません。それでも、クリーナーとケア用品を分けず、専用クロスも買わなくてよいところまで含めると、価格だけでは見えない無駄の少なさがあります。

強いツヤや補色が必要になったときだけ、乳化性クリームと豚毛ブラシを追加します。鏡面仕上げをしたくなったときに、ワックスと磨き用クロスを足します。

多くの道具を揃えるためのセットではなく、いろいろ試した末に残った役割を一箱で始めるセットです。用途や贈る相手に合わせた考え方は、靴磨きセットの選び方にまとめています。

馬毛ブラシと革ローションで行う手入れ

ホコリを払い、必要なときにローションを使い、革を整える。

回数を決めて塗り続けるより、靴の状態を見ながら進めましょう。

軽いホコリ払いだけで整う日は、ローションを省いても構いません。

STEP
ホコリを払う

最初に馬毛ブラシで、アッパーから縫い目、コバの周辺までホコリや土を払います。

強く擦るより、付着したものを外へ掃き出すように動かします。

STEP
必要なときにローションを使う

汚れや乾燥が気になるときだけ、清潔な布に「自然から作ったレザーローション」を少量取ります。

目立たない場所で変化を確かめてから、薄く広げます。

STEP
布で汚れを取りながら整える

布のきれいな面へずらしながら、落ちた汚れを革へ戻さないように拭きます。

一度で落とし切ろうとせず、革の変化を見ながら止めます。

STEP
乾いた面で仕上げる

最後に、ローションを付けていない乾いた面で余分を拭き取ります。

履きジワや縫い目の周りに残っていないかを見て、手入れを終えます。

布で取れない汚れや、落とす必要のある古いクリーム・ワックスは、この3点だけで無理に処理しません。

靴クリーナーが必要な場面を確認し、革に合うものを追加します。

道具を使う順番をさらに詳しく確認したい方は、靴磨きの基本手順をご覧ください。

保管用に、シューツリーも用意したい

シューツリーは、靴の内側から形を支える保管用品です。

磨くときにも革を支えやすくなりますが、基本の3点とは役割を分けて考えます。

履きジワを完全に伸ばそうと、強いテンションをかける必要はありません。

靴に合う形とサイズを選んで、無理なく支えることが大切です。

香りが控えめなRozallyと、レッドシダーのYRMS

レッドシダー製のYRMSは以前使用していましたが、自宅では木の香りが気になりました。

現在は、香りが控えめなヒメツバキ製のRozallyを使っています。

最初に選んだ39〜40は小さかったため譲り、現在は一つ上の41〜42です。

Rozallyを使った感想やサイズ選びは、Rozallyシューツリーのレビューで紹介しています。

候補選ぶときに確認したいこと
Rozally木の香りを控えめにしたい方の候補。靴に合うサイズを確認する
YRMSレッドシダーの香りを好む方の候補。形とサイズ、香りの好みを確認する

レッドシダーの香りが好きな方には、YRMSの使用レビューも残しています。

現在使っているRozallyのサイズ感と、ほかの製品との比較は、シューツリーの選び方にまとめています。

まとめ|最低限は、すでに一箱に入っていた

日常の手入れに必要な最低限は、馬毛ブラシ・レザーローション・端切れの3点です。

その3点は、ライオン靴クリーム本舗の「自然から作ったお手軽ケアセット」に揃っています。ホコリを払い、軽い汚れを落とし、革を整えるところまでを一箱で始められます。

シューツリーは、履いていない時間に形を支える保管用品として別に考えます。

乳化性クリーム、豚毛ブラシ、専用クリーナー、ワックスは、補色・ツヤ・強い汚れ落としなど、必要な理由が見えてから足せば十分です。

道具を増やすことより、ホコリを払い、汚れを落とし、革の状態を見ること。

必要になった道具は、そのあとに一つずつ足していけばいい。

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