3万円台の革靴は20年履けるのか|スコッチグレイン NL4136BL エイジング記録

クレム1925をレビュー|使って感じたツヤ・デメリットと使い方

広告含む|注文費用は自費で支払い、良かった点だけでなく気になった点も記載します。

クレム1925を使って、まず印象に残ったのはツヤ感です。あえてデメリットも探しながら使ってみましたが、それでも仕上がりには魅力を感じる靴クリームでした。

一方で、価格や塗る量、色の選び方は気になるところ。この記事では、使って感じた魅力と注意点を整理し、使い方やブラック・ニュートラルの選び方を紹介します。

  • クレム1925の黒いクリームの瓶を写した商品紹介画像
  • 開いたクリームの瓶とスプーンを写した商品紹介画像
  • 色の異なるクレム1925の瓶を並べた商品紹介画像
  • クレム1925の色番号と色名を並べたカラーチャート
  • 茶色系のクレム1925の瓶を写した商品紹介画像
  • グレー系のクレム1925の瓶を写した商品紹介画像
  • 淡い色のクレム1925の瓶を写した商品紹介画像
  • 淡い色のクレム1925の瓶の別の商品紹介画像
  • 赤茶色系のクレム1925の瓶を写した商品紹介画像
  • 明るい茶色系のクレム1925の瓶を写した商品紹介画像

スライドは容器や色の参考になる商品紹介画像です。カラーチャートは色選びの目安としてご覧ください。

用途ツヤ革靴の保革、補色、ツヤ出し
主な原料ビーズワックス(蜜蝋)、カルナバワックス、シアバターなど
容量75mL
特長水を含まない油性クリーム
生産国フランス
目次

クレム1925の特徴

色の異なるクレム1925の瓶を4個並べた様子

クレム1925は、フランスのアベル社が手がけるサフィールノワールの油性靴クリームです。ツヤ革靴の保革とツヤ出し、色付きなら補色にも使います。

主な原料は、蜜蝋・カルナバワックス・シアバターなど。油分とロウ分を含むクリームで、革を整えながらツヤを楽しみたいときの選択肢になります。天然原料を使っていることだけで、すべての革に使えると判断しないようにしましょう。

容量・原料などの仕様:サフィール公式製品情報

使って感じた魅力

印象に残るツヤ感

私にとって、クレム1925を選ぶいちばんの理由はツヤです。「圧倒的なツヤ感」と感じるほど、仕上がりが印象に残っています。

ただし、クリームのツヤと、ワックスを重ねて作る鏡面仕上げは別のもの。まずはクリームを薄く塗って磨き、その仕上がりを見てから、つま先などに鏡面を加えるかを考えるとよいと思います。

補色と保革を一緒にできる

色付きのクレム1925は、日々のケアで色抜けを補いたいときにも使えます。深い傷を埋めたり、元の色を完全に再現したりする補修剤ではないので、色と仕上がりを確かめながら少しずつ使います。

並べておきたくなる瓶のデザイン

スクエア型の瓶に、ゴールドのロゴ。このパッケージも気に入っています。他のクリームと並べても存在感があり、いくつかのカラーを並べてインテリアの一部に取り入れてもいいくらいではないでしょうか。

ツヤや使い心地を比べて選びたい方は、靴クリームのおすすめと選び方も参考にしてみてください。

クレム1925のデメリットと注意点

手のひらに載せたクレム1925の瓶
手のひらに載せた瓶。容器の大きさの参考です。

購入時の価格は高めに感じる

日常のケア用品としては、最初の一本に少し迷う価格帯です。容量は75mL。少量ずつ使うものなので、購入価格だけでなく、手持ちの靴の数や使用頻度も含めて考えたいところです。

私も購入時にはECサイトの口コミを参考にしました。ただ、仕上がりの好みは人それぞれなので、ここでは実際に使って感じたツヤ感を中心に紹介しています。

塗る量と色選びに注意が必要

一度にたくさん塗ると、ベタつきやムラにつながります。初めて使うときほど少量から。ツヤを出したくても、すぐに上塗りせず、ブラッシングと拭き取りまで仕上げてから様子を見ましょう。

濃い色のクリームは、仕上がりの色合いに影響します。目立たない場所で試し、迷う場合は靴クリームの色選びを確認してから選ぶと安心です。

ひび割れや白い残りが気になるとき

厚く残ったクリームの層が、履きジワの部分で割れたり粉のように見えたりすることがあります。表面に残ったクリームの問題と、革そのもののひび割れは分けて考える必要があります。

ニュートラルなら必ず白くなる?

無色だから必ず白くなる、というわけではありません。シワに余分なクリームが残っていないかを確認し、まずは塗る量と仕上げのブラッシングを見直します。色付きへ替えるだけで解決するとは限りません。

財布やデリケートな革に兼用しにくい

クレム1925はツヤ革靴用です。財布やバッグ、起毛革などに、靴と同じ感覚で使うことはすすめません。保湿を中心にしたい場合も、対象の革に対応した製品を選びます。用途の違いはデリケートクリームの記事で詳しく紹介しています。

クレム1925の使い方

基本は少量を薄く塗ること。最初に目立たない場所で色や質感の変化を確かめます。

STEP
準備

革靴表面の汚れやホコリを、柔らかいブラシやクロスで軽く落とします。ブラッシングで落ちない汚れや、落とす必要のある古いクリーム・ワックスは、革に合うクリーナーで整えます。毎回すべて落とす必要はありません。

STEP
少量を塗布

少量のクレム1925を柔らかいクロスやスポンジ、またはペネトレイトブラシに取ります。クリームを靴全体に薄く均一に塗り広げ、塗りすぎないように注意します。

STEP
浸透させる

塗ったあとは少し時間を置きます。すぐにクリームを足さず、表面の状態を見てから次の工程へ進みましょう。

STEP
仕上げ磨き

ブラッシングでクリームをなじませ、柔らかい布で余分なクリームを拭き取ります。力を入れてこするより、少量を薄く伸ばし、最後に残さないことを意識します。

汚れ落としから順に確認したい方は、靴磨きの基本手順へ。クリーナー選びに迷う場合は、革靴用クリーナーの選び方もあわせてどうぞ。

ワックス落としや鏡面の補修にも使える?

クレム1925で古いワックスが緩むことはありますが、本来は保革・補色・ツヤ出しのためのクリームです。ワックスを落とす目的では、革と用途に合ったクリーナーを選びます。

また、割れた鏡面の表面が整って見えても、革の傷やひび割れを修復したことにはなりません。鏡面を作り直すときは、ワックスの落とし方を参考に、必要な範囲を整えてから仕上げ直しましょう。

ブラックとニュートラルの選び方

クレム1925には、ブラックやニュートラルのほか、ブラウン系など複数の色があります。まずは補色が必要かどうかで選ぶと整理しやすくなります。

黒靴の色抜けも補いたいならブラック

黒いツヤ革靴の保革とツヤ出しに加えて、色抜けも補いたい方向けです。靴全体の色を変えるつもりで厚く塗らず、薄く仕上げます。

色を足さずにケアしたいならニュートラル

顔料を含まない無色のタイプです。補色は必要なく、保革とツヤ出しをしたい方に向いています。無色でも革の質感や色の見え方が変わることはあるので、目立たない場所での確認は省かないようにします。

深く濃密なツヤと栄養を与える、高級感あふれる油性シュークリームの最高峰。

保湿を中心に選ぶなら、ナッパデリケートクリーム

サフィールノワールのスペシャルナッパデリケートクリームは、クレム1925とは別の商品です。ワックス・溶剤を含まない処方で、対応する柔らかな革のケアに使います。ツヤ出しや補色を目的とするクレム1925とは、用途を分けて選びましょう。

財布やバッグなどに使う場合も、無色という理由だけで選ばず、対象素材への適合を確かめてください。

まとめ

クレム1925の瓶とサフィールのワックス缶、ブラシを並べた様子
四角い瓶がクレム1925。丸い缶のワックスは別の商品です。

あえてデメリットも探しながら使ってみましたが、クレム1925は、やはりツヤ感が魅力のクリームでした。瓶のデザインも含めて、手元に置いておきたくなる一本です。

価格や塗る量には気を配りつつ、少量を伸ばし、少し待ってから磨く。急いで足すより、ひと工程ずつ仕上がりを見ていくと、このクリームのツヤを楽しみやすいと思います。

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