2024年おすすめシューケアグッズ

革靴にデリケートクリームだけで十分!?シュークリームとの違いと成分おすすめ7選を徹底解説!

革靴にデリケートクリームだけで十分?シュークリームとの違いと成分、おすすめ7選を徹底解説!

革靴のケアにおいて、デリケートクリームとシュークリームはどちらが適しているのでしょうか?

デリケートな革製品にはどちらを使うべきか悩む方も多いはずです。この記事では、デリケートクリームとシュークリームの違いやそれぞれの成分について詳しく解説し、革靴ケアにおすすめの7選を紹介します。革靴の美しさを保つための最適な選択肢を見つけましょう。

目次

デリケートクリームとは

デリケートクリームは、革に潤いを与えるクリーム。

靴クリームに比べ、水分量が豊富で、革を柔軟にする効果もあります。表皮がバックスキンなどの起毛素材でなければ、どんな種類の革にも対応できる本当に便利なクリームです。

デリケートクリームは、特に柔らかく繊細な革製品に使うために作られた保湿重視のクリームです。主に天然成分や保湿成分が含まれており、革に優しく浸透して柔軟性を保ちながら、乾燥やひび割れを防ぎます。一般的なシュークリームと異なり、光沢や補色効果は控えめで、革の自然な風合いを維持するためのケアアイテムとして使用されます。特に、アニリンレザーやラムスキンなど、デリケートな素材に適しています。

シュークリームとは

シュークリームは、革靴に光沢を与え、補色や保護を行うためのクリームです。革に栄養を与えて柔軟性を保つだけでなく、表面に薄い保護膜を作り、汚れや水分から靴を守ります。シュークリームには、色がついているものが多く、革の色を補色し、靴の外観を美しく保つ効果もあります。デリケートクリームよりも光沢や色の持続力が強いため、特に頻繁に使用する革靴やビジネスシューズに向いています。

デリケートクリームとシュークリームの違い

デリケートクリームと靴クリームの違いは、成分の違いでろう成分が少ないのが特徴。そのため、デリケートクリームは用途が多様で様々な革製品に利用できます。しかし、革靴を永く履くためには、デリケートクリームだけでは心もとないのが結論です。

靴クリームとデリケートクリームの最大の違いは、「ろう成分の量」です。ツヤが出るロウがたっぷり入っている靴クリームは、まさに革靴専用の栄養剤ということになりますね。

艶やかな色と光沢を実現させるため塗布した後に少し乾燥時間を設けて磨いていきます。

それぞれの用途

  • デリケートクリーム
    革に潤いを与えるクリーム
  • 靴クリーム
    保湿保革・ツヤ出し

デリケートクリームと靴クリームでは、保湿保革とツヤ出しといったように利用する目的が違ってきますので、是非ご自身に必要なクリームはどちらなのかを検討した上で準備してください。

目的と効果

デリケートクリーム:主に革の保湿と柔軟性の維持に特化しており、乾燥やひび割れを防ぎます。光沢や補色は控えめで、革の自然な風合いを大切にするケアが目的です。特にアニリンレザーや柔らかい革に最適です。

シュークリーム:革に栄養を与えつつ、光沢を出し、色を補色するためのクリームです。革の外観を美しく保ちながら、汚れや傷を防ぐ保護効果が強く、日常的に使う革靴に適しています。

成分と仕上がり

デリーケートクリームの成分

成分のほとんどが、「水」でできているデリケートクリームは、革の保革に長けていて、無色なものがほとんどで、塗った後のベタつきや、色移りがないものとなります。

靴クリームは、

  • 水分
  • 有機溶剤
  • 油脂・油分

の割合でその用途が大きく変わります。デリケートクリームの水分量は、多いものでは80%程度とも言われており、潤い効果が高いことが伺えます。

天然の保湿成分を中心に配合されており、柔らかく自然な仕上がりを目指します。革に浸透しやすく、表面に薄い膜を作ることはありません。

塗りすぎてしまうと、革が柔らかくなりすぎてしまい、製品の形状を損なうことがありますので、使い過ぎに注意しましょう。

シュークリーム

補色成分やワックスが含まれており、革に光沢を出しつつ、表面に保護膜を作ります。革靴の色を維持しつつ、光沢感を高めます。

使用対象

革で出来ている製品は、すべて保湿や栄養補給を施すことができます。水分量が多く伸びもいい、何よりべたつきのないクリームということで大変重宝します。

デリケートクリーム

デリケートな革やアニリンレザー、ラムスキンなどに向いており、素材の柔らかさを損なわず、革の自然な風合いを保ちます。

革靴

革の潤いを保革するために必要な水分の補給を行うことができます。

革靴に使う用途

  • 新品の革靴
  • 乾燥した革靴
  • 革靴内の革
  • 色が薄い革靴
  • ツヤのない革靴

新しい靴は、固さがあるものが多い為、内側にもデリケートクリームを塗って栄養補給と革を柔らかくするお手入れをします。色の薄い革には、シミになりにくいデリケートクリームが、向いています。

さらにツヤを出したくない革靴に光沢を出さずにお手入れをすることができます。

また、放置してしまった革靴の革質の復活や、水洗いした後の保革もできるため、革靴のためにも1つは準備しておきたいアイテムです。

革の鞄・財布などのレザー小物

革の鞄や財布は、手で握る部分が他の部位に比べると痛みが早くなります。

手についた汚れが、革の油分や水分を取ってしまうため、デリケートクリームでのお手入れを定期的に行うことで長持ちさせることができます。

デリケートクリームでのケアをすることで、風合いの経年変化を楽しんだり、何より革のヒビ割れを防ぎ長持ちさせられます。

レザージャケットなど

乾燥時期に利用するレザージャケットは、保湿作用のあるデリケートクリームが活躍。

面積の広い革製品は、伸びのいいデリケートクリームを薄くのばして塗布することで、シーズン物の革製品など乾燥から守ってくれます。

ただし、塗布したままの保管は、カビの対策が必要となりますので、ご注意ください。

保管前は、クリーニング店での相談をおすすめいたします。

シュークリーム

ビジネスシューズや日常的に使用する革靴、革製品の補色や保護を目的に使われ、耐久性や光沢を求める場合に最適です。

デリケートクリームについての疑問

デリケートクリームだけでもいいのか?

革靴にデリケートクリームだけでもいいのですが、革靴の種類によっては、ツヤ出しや油分補給など靴クリームも必要とすることもあります。それともデリケートクリームはいらないのか?

デリケートクリームは、保湿のために作られたもので、長く靴を履くためには必要なものです。靴クリームと併用し、水分補給と油分補給のバランスを革の状態を見ながら行います。

おすすめのデリケートクリーム7選

薄くのばしやすく、無色透明で汎用性にも富んでいます。染みになりにくく、ベタつきも少ないため様々な革製品に利用することができるデリケートクリームですが、その数もたくさん。

おすすめのデリケートクリームを7つ厳選し、その汎用性の高さから使う量も多くなると思いますので、価格順にご紹介いたします。

1.モゥブレィ|デリケートクリーム

2.ブートブラック|シルバーラインデリーケートクリーム

3.ブートブラック|シルバーラインデリケートクリームチューブタイプ

4.モゥブレィ|リッチデリケートクリーム

5.コロニル|1909シュプリームクリームデラックス

6.サフィールノワール|スペシャルナッパデリケートクリーム

7.ブートブラック|リッチモイスチャー

まとめ

デリケートクリームは、柔らかい革やデリケートな素材の保湿・ケアに優れており、シュークリームは革靴に光沢を与え、補色や保護を目的としています。どちらを選ぶかは、革の種類や目的に応じて使い分けるのがポイントです。

デリケートクリームは、様々な革製品のお手入れに多様できるため靴磨きを始める際にまず準備したいアイテムです。

靴クリームも併用し、水分と油分のバランスを見ながら適度にお手入れをしましょう。何より日々のケアは、形を整えるためにシューツリーを入れ、革の状態を確認しながら、ブラッシングすることも大切です。

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