一つのワックスで、素早く鏡面を仕上げたい。そんなときに手に取るのが、サフィールのアミラルグロスです。
使っている色はブラック。購入してから約2年で、手持ちのスコッチグレイン6足のお手入れに、ときどき使っています。
気に入っているのは、硬めの質感と下地の作りやすさ。そのまま磨いて仕上げるところまで早く進められ、私にはミラーグロスに近いツヤに感じられます。ここでは、実際の使い心地と、ほかのワックスとの使い分けを紹介します。
アミラルグロスは、こんな方に向いている
鏡面の下地作りに時間がかかる方や、仕上がりまでの時間を短くしたい方には、候補になるワックスだと思います。私の場合は、ワックスを途中で替えず、ブラック一つで鏡面まで仕上げたい日に使っています。
ここでいう「一つ」は、鏡面仕上げに使うワックスのことです。汚れ落としや保革まで、この一缶で済ませるという意味ではありません。アミラルグロスは、鏡面の光沢を出すための専用品です。
実際に使って感じたこと
硬めのワックスで、下地を早く作れる

使っていて早さを感じるのは、まず下地を作る段階です。アミラルグロスは硬めで、鏡面の土台を早く作れるところが気に入っています。
下地を作ったあとも、そのままアミラルグロスで磨いて仕上げています。途中で別のワックスへ替えなくても、鏡面まで早く進められる。この使い方が、私には合っています。
仕上がりまでの時間を測って比較したわけではありませんが、一つで素早く仕上げたいときに選ぶ理由は、ここにあります。
仕上がりのツヤは、ミラーグロスに近い印象
仕上がった鏡面のツヤは、私にはミラーグロスに近く感じられます。手持ちのブラックで磨いたときの印象です。
最近、ミラーグロスは下地に使うことが増えました。一方、アミラルグロスは一つで仕上げまで進めたいときに使っています。どちらかが上というより、今の自分の磨き方で出番が変わっています。
ミラーグロスを下地に使う方法は、ミラーグロスのレビューでも紹介しています。
小さい缶でも、使い勝手は変わらない
私が比べているミラーグロスより缶が小さく、購入価格も安いところは、アミラルグロスの特徴として感じています。小さい缶だからといって、取りやすさや扱いやすさに特別な違いは感じません。
香りと、約2年手元に置いている今の印象
香りは、ほかのサフィール製品と同じような印象です。アミラルグロスだけに、特別な香りの違いを感じているわけではありません。
購入してから約2年ですが、毎回使ってきたわけではなく、出番はときどきです。今のところ、明確な不満や扱いにくさは思い浮かびません。
ほかのワックスを選ぶ日もありますが、何かが不満で持ち替えているわけではありません。並んだ道具を見渡して、何となくその日の気分で選ぶ。そんな日もあります。
使う範囲と、磨くときの基本
アミラルグロスで鏡面を作るのは、つま先やかかとの硬い部分です。歩くと曲がる履きジワ部分へ、厚い鏡面の膜を作る使い方は避けます。
基本は、必要なお手入れを済ませてから、指に巻いた柔らかい綿布で少量ずつ塗り、軽い力で磨くこと。滑りが悪くなったら少量の水を使い、塗った層を乾かしながら光沢を整えます。メーカーの使用案内でも、左右の靴を交互に磨いて層を乾かす方法が紹介されています。
日本公式では、ビーズワックスポリッシュで磨いたあとの最終仕上げとして案内されています。この記事で紹介した、アミラルグロスで下地から仕上げまで進める方法は、私自身の使用経験です。
鏡面仕上げの前のお手入れから確認したい方は、靴磨きの基本手順も参考にしてください。
価格と購入先
ただ、容量が違うため、一缶の価格だけで割安かどうかは決められません。購入時は、容量と販売価格を合わせて確認すると選びやすくなります。
現在の公式ショップ掲載品は50mLで、価格は2,530円(税込)です。色はブラックとニュートラルがあり、私が使用しているのはブラックです。商品情報は2026年9月6日に確認しました。実際の販売価格は購入先でご確認ください。
まとめ|一つで素早く仕上げたい日に
硬めで下地を作りやすく、そのまま鏡面まで早く仕上げられる。これが、私がアミラルグロスを手に取る理由です。
毎回同じワックスを使うわけではありませんが、「今日は一つで仕上げよう」と思ったときに選べる一缶として、手元に置いています。
ほかのワックスも含めて選びたい方は、目的別のワックス比較をご覧ください。時短や仕上がりなど、重視する点から候補を探せます。
